cinema20

平成２３年下期（２０１１下期）

月日題名・監督/主演感想

12/25 「M:I ゴーストプロトコル」
ブラッド・バード/トム・クルーズ第四作。冒頭からアクションの連続で、ドバイの高層ホテル、ブルジュ・ハリファでの室外アクションは高所恐怖症の私にはたまらんかったなあ。ここまでアクションに振らなくても、ストーリーの面白さで楽しめる映画にして欲しい。ダイ・ハードみたいに。人の演じ方がいまいちなんだな。第五作はもういいや。

11/26 「IMMORTALS」
ターセム・シン/ヘンリー・カヴィル期待外れだった。ギリシャ神話を下敷きにした壮大な物語だと思っていたら、アクションと先端技術に淫した軽い映画だった。天上の神殿やギリシャの都市・村落は迫力ある作りで、衣装も美しいけれど、残虐シーンが強すぎて、肝心のストーリーが弱すぎる。神々とタイタン族の天上での戦いに興味津々だったのだが。

11/20 「ステキな金縛り」
三谷幸喜/深津絵里面白いのだけれど、三谷幸喜の限界だなあ。才気走っているが本当の才がない。前後の繋がりが途切れる編集で卿がそがれるし、シーンのメリハリが無いので見るテンションが落ちてしまう。もう少し上手くやれば大爆笑になるのに、コメディのセンスが無いんだなあ。もう少し突き抜ければ自然なコメディになるのに、甘い。
出来上がった有名俳優ばかりのキャスティングをするのも、三谷程度のポジションになると止めるべきだ。もう若手を抜擢する年齢だ。そうそう、思いがけず深田恭子がファミレスのウェイトレスに扮して、チラリと胸の谷間を見せながら深津絵里と小芝居をしていた。恭子ちゃんは何をしていてもいいなあ。

11/ 2 「ジュリアード弦楽四重奏団」
-/- 紀尾井ホール。久しぶりのクラシックは楽しめたけれど、私はそれほど好きではないのが分かった。ハイドンは良かったが、現代っぽいマルティーノの曲はさっぱりついていけないし、ヘートーベンもピンと来なかった。第一バイオリンのジョセフ・リンより第二のロナルド・コーブスの方が、音も雰囲気も良さそうだった。弦楽四重奏はもっと狭い部屋で、BGMとして聞く程度で良いのじゃないかなあ。ベートーベンの終盤では、隣席の女性が感激して、白いハンカチで顔を覆っていたが、私はピンと来なかった。

10/29 「ミッション:８ミニッツ」
ダンカン・ジョーンズ/ジェイク・ギレンホール死後も人間の脳には８分間記憶が残る、という前提で作られた米国のプロジェクトに巻き込まれた海兵隊大尉の活躍。出来は悪くないが、前提そのものがちょっといただけないので没入出来なかった。

10/23 「カウボーイ&エイリアン」
ダニエル・クレイグ/ジョン・ファブローエイリアンは典型的で不気味だけれど、パターンを踏んだ西部劇だね。ダニエル・クレイグはツボにはまっているし、悪役のハリソン・フォードは意外と良い味出している。まあ製作のスピルバーグは西部劇を作りたかったんだろうなあ。

10/10 「ワイルドスピード MEGA MAX」
ジャスティン・リン/ヴィン・ディーゼルシリーズ物なのに初めて見た。とにかく面白い。アクション、カースタント、友情、話のツボは掴んでいる上、ダッジ、ポルシェカレラ、ＧＴ－Ｒ、怪物装甲車グルカF5、等々色んな車を見るだけでも楽しい。
銃をぶっ放し、人が死ぬんだけれど、それは忘れて取り敢えずたゆたえば良いのです。東映時代劇、アメリカの西武劇・戦争映画と同じように。

9/19 「探偵はBARにいる」
橋本一/大泉洋面白い。大泉洋なのにハードボイルド。軽い大泉洋と寡黙で唯我独尊の松田龍平はバディムービーの王道を行く良いコンビだ。やや状況設定がおかしい部分を除けば面白い。続編を希望。監督と脚本家は「相棒」の仲間で「三丁目の夕日」にも関わっている。日本のニューウェイブになるかな。
脚本がいただけない部分は、電話を切られた後、もしもしと言う探偵。殺害された夫婦を見て荒れ狂う探偵。ラストに携帯電話で連絡をしないで、列車のスピードを上げろと嘆く探偵。おかしいでしょう。何考えて脚本書いてるのよ。馬鹿げてます。おかしい部分を残しては駄目よ、脚本家は。
カルメン・マキ(時計を止めて)の声量が凄いし、懐かしかった。

8/16 「ハリー・ポッターと死の秘宝　PART2」
ディビッド・イェーツ/ダニエル・ラドクリフちっとも面白くなかった。しょっぱな銀行侵入から突如カットされいて話にならない。この編集では映画という商品として成り立たない。話しの辻褄も合わないし、時間の無駄だった。

8/12 「こち亀　THE MOVIE 勝どき橋を封鎖せよ!」
川村泰祐/香取慎吾深田恭子ちゃんを見に行ったのでした。でも映画自体が良く出来ていて泣かされてしまった。川村監督と脚本の森下佳子が正統派の展開を上手にこなしているので、寅さん並みのシリーズに育つかも。
恭子ちゃんは演技は今いちだけれど、すっぴんでも綺麗だし、化粧映えがする。女ネズミ小僧の顔はぞくぞくするほど美しい。巨乳だしなあ。演技がもう少し上手くなると鬼に金棒なんだけど。

月日	題名・監督/主演	感想
12/25	「M:I ゴーストプロトコル」ブラッド・バード/トム・クルーズ	第四作。冒頭からアクションの連続で、ドバイの高層ホテル、ブルジュ・ハリファでの室外アクションは高所恐怖症の私にはたまらんかったなあ。ここまでアクションに振らなくても、ストーリーの面白さで楽しめる映画にして欲しい。ダイ・ハードみたいに。人の演じ方がいまいちなんだな。第五作はもういいや。
11/26	「IMMORTALS」ターセム・シン/ヘンリー・カヴィル	期待外れだった。ギリシャ神話を下敷きにした壮大な物語だと思っていたら、アクションと先端技術に淫した軽い映画だった。天上の神殿やギリシャの都市・村落は迫力ある作りで、衣装も美しいけれど、残虐シーンが強すぎて、肝心のストーリーが弱すぎる。神々とタイタン族の天上での戦いに興味津々だったのだが。
11/20	「ステキな金縛り」三谷幸喜/深津絵里	面白いのだけれど、三谷幸喜の限界だなあ。才気走っているが本当の才がない。前後の繋がりが途切れる編集で卿がそがれるし、シーンのメリハリが無いので見るテンションが落ちてしまう。もう少し上手くやれば大爆笑になるのに、コメディのセンスが無いんだなあ。もう少し突き抜ければ自然なコメディになるのに、甘い。出来上がった有名俳優ばかりのキャスティングをするのも、三谷程度のポジションになると止めるべきだ。もう若手を抜擢する年齢だ。そうそう、思いがけず深田恭子がファミレスのウェイトレスに扮して、チラリと胸の谷間を見せながら深津絵里と小芝居をしていた。恭子ちゃんは何をしていてもいいなあ。
11/ 2	「ジュリアード弦楽四重奏団」 -/-	紀尾井ホール。久しぶりのクラシックは楽しめたけれど、私はそれほど好きではないのが分かった。ハイドンは良かったが、現代っぽいマルティーノの曲はさっぱりついていけないし、ヘートーベンもピンと来なかった。第一バイオリンのジョセフ・リンより第二のロナルド・コーブスの方が、音も雰囲気も良さそうだった。弦楽四重奏はもっと狭い部屋で、BGMとして聞く程度で良いのじゃないかなあ。ベートーベンの終盤では、隣席の女性が感激して、白いハンカチで顔を覆っていたが、私はピンと来なかった。
10/29	「ミッション:８ミニッツ」ダンカン・ジョーンズ/ジェイク・ギレンホール	死後も人間の脳には８分間記憶が残る、という前提で作られた米国のプロジェクトに巻き込まれた海兵隊大尉の活躍。出来は悪くないが、前提そのものがちょっといただけないので没入出来なかった。
10/23	「カウボーイ&エイリアン」ダニエル・クレイグ/ジョン・ファブロー	エイリアンは典型的で不気味だけれど、パターンを踏んだ西部劇だね。ダニエル・クレイグはツボにはまっているし、悪役のハリソン・フォードは意外と良い味出している。まあ製作のスピルバーグは西部劇を作りたかったんだろうなあ。
10/10	「ワイルドスピード MEGA MAX」ジャスティン・リン/ヴィン・ディーゼル	シリーズ物なのに初めて見た。とにかく面白い。アクション、カースタント、友情、話のツボは掴んでいる上、ダッジ、ポルシェカレラ、ＧＴ－Ｒ、怪物装甲車グルカF5、等々色んな車を見るだけでも楽しい。銃をぶっ放し、人が死ぬんだけれど、それは忘れて取り敢えずたゆたえば良いのです。東映時代劇、アメリカの西武劇・戦争映画と同じように。
9/19	「探偵はBARにいる」橋本一/大泉洋	面白い。大泉洋なのにハードボイルド。軽い大泉洋と寡黙で唯我独尊の松田龍平はバディムービーの王道を行く良いコンビだ。やや状況設定がおかしい部分を除けば面白い。続編を希望。監督と脚本家は「相棒」の仲間で「三丁目の夕日」にも関わっている。日本のニューウェイブになるかな。脚本がいただけない部分は、電話を切られた後、もしもしと言う探偵。殺害された夫婦を見て荒れ狂う探偵。ラストに携帯電話で連絡をしないで、列車のスピードを上げろと嘆く探偵。おかしいでしょう。何考えて脚本書いてるのよ。馬鹿げてます。おかしい部分を残しては駄目よ、脚本家は。カルメン・マキ(時計を止めて)の声量が凄いし、懐かしかった。
8/16	「ハリー・ポッターと死の秘宝　PART2」ディビッド・イェーツ/ダニエル・ラドクリフ	ちっとも面白くなかった。しょっぱな銀行侵入から突如カットされいて話にならない。この編集では映画という商品として成り立たない。話しの辻褄も合わないし、時間の無駄だった。
8/12	「こち亀　THE MOVIE 勝どき橋を封鎖せよ!」川村泰祐/香取慎吾	深田恭子ちゃんを見に行ったのでした。でも映画自体が良く出来ていて泣かされてしまった。川村監督と脚本の森下佳子が正統派の展開を上手にこなしているので、寅さん並みのシリーズに育つかも。恭子ちゃんは演技は今いちだけれど、すっぴんでも綺麗だし、化粧映えがする。女ネズミ小僧の顔はぞくぞくするほど美しい。巨乳だしなあ。演技がもう少し上手くなると鬼に金棒なんだけど。

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