cinema28

平成２７年下期（２０１５下期）

月日題名・監督/主演感想

12/13 「007 SPECTRE」
サム・メンデス/ダニエル・クレイグ相変わらず面白い。息もつかせず、シーンの連続が楽しい。つまらぬ邦画のように言葉で説明はしない。ヒロインのレア・セドゥは美人じゃないけど魅力的。サテンドレスでドレスアップした姿は素敵だ。

12/ 6 「海難1890」
田中光敏/内野聖陽トルコのエルトゥールル号が和歌山沖で遭難した時、大島樫野崎の住民はトルコ人を助け、トルコは恩義を感じた。１９８５年イラン・イラク戦争の際、日航も日本政府も見殺しにした日本人２００人以上を、トルコ政府とトルコ国民は救援機を仕立てて救ってくれた。男だねえ。
映画としての出来はまるで学芸会だが、実話として引き継いでいくべきだと思う。それにしても当時の政治家、日航の社長は誰だ。
分かった、総理大臣は中曽根、日航社長は高木、労組委員長は小倉だった。同年に起きた御巣鷹山の事故でそれぞれミソを付けた。法制、自衛隊の保有機など問題は有ったが情けないことには違いない。

11/29 「黄金のアデーレ」
サイモン・カーティス/ヘレン・ミレン素晴らしいばあちゃん。セクシーで毒舌で可愛い。さすがはヘレン・ミレン。クリムトのアデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像Ⅰの返還をめぐる、マリア・アルトマンの実話に基づく。良く出来た脚本に凄い役者、さすが映画です。
たまたま前回に続いてナチからの美術品奪還モノになってしまった。

11/ 8 「ミケランジェロプロジェクト」
ジョージ・クルーニー/ジョージ・クルーニー原題は THE MONUMENTS MEN 。実話なんだ。ヒトラーが総統博物館を作ろうとしていたこと。略奪された美術品を取り返すべくMONUMENTS MENが活躍したこと。確かにやりがいがあるプロジェクトだ。それにしてもジョージ・クルーニーは相変わらず脚本が下手。製作と演技だけに徹して、脚本と監督は誰か雇えば良いのに。

9/13 「Kingsman」
マシュー・ヴォーン/コリン・ファース英国映画らしく粋で良いなあ。スパイ映画なのにクソ真面目ではなく、遊びと余裕がある。コリン・ファースの粋とアクションと新人タロン・エガートンのヴィルドゥングスロマンの底に英国文化。最期のシーンの王女の尻は素敵だ。

8/23 「ミッション・インポッシブル　ローグ・ネイション」
クリストファー・マツカリー/トム・クルーズシリーズ５作目。面白いけど、まったく疲れるわ。飛行機につかまったり、３分以上潜って作業をするなんて無理よ。相手役のレベッカ・ファーガソンは、ちょっと歳とっているが、上品でアクションも出来るし魅力的。

8/ 8 「HERO」
鈴木雅之/木村拓哉お決まりの展開ではあるけれど、それなりにツボを心得ているので、楽しく見られた。仲間との連帯、上司の庇護、国境を越えた友情など嬉しいのだが、現実の世界では、なかなか有り得ないことなんだなあ。私はやっているけれど。

7/30 「海街diary」
是枝裕和/綾瀬はるか期待していなかったが、なかなか気持ちの良い映画だった。四姉妹のそれぞれのキャラが立っていて、特に広瀬すずは、陰影が際立っていて生き生きしている。
劇的な場面はなく、家族、恋人、仕事の日常を淡々と描いている。ただ、セリフで、釣りや過去の生活を説明する部分が多く、年寄りの日本人である私は理解が出来るが、若者や外国人には分かりにくいだろうなあ。
私は戸塚に住み、藤沢の高校に行っていたので、関わりのあった場所が多く、それだけでも楽しい。鎌倉は良く遊びに行ったし、腰越の花火、サッカー部。すずちゃんの身のこなしはなかなかだ。大学時代はICUの寮に居たので、桜並木の桜吹雪をよく自転車で通ったものだ、今の女房を乗せて。何よりも、高校生の時、父が出て行ったのまで同じで身につまされる。妹と二人、グレもせず64歳まで真っ当に働き、まともな過程を築いたのだから立派なものだ。
それにしても、樹木希林の存在感ある演技はたいしたものだ。

月日	題名・監督/主演	感想
12/13	「007 SPECTRE」サム・メンデス/ダニエル・クレイグ	相変わらず面白い。息もつかせず、シーンの連続が楽しい。つまらぬ邦画のように言葉で説明はしない。ヒロインのレア・セドゥは美人じゃないけど魅力的。サテンドレスでドレスアップした姿は素敵だ。
12/ 6	「海難1890」田中光敏/内野聖陽	トルコのエルトゥールル号が和歌山沖で遭難した時、大島樫野崎の住民はトルコ人を助け、トルコは恩義を感じた。１９８５年イラン・イラク戦争の際、日航も日本政府も見殺しにした日本人２００人以上を、トルコ政府とトルコ国民は救援機を仕立てて救ってくれた。男だねえ。映画としての出来はまるで学芸会だが、実話として引き継いでいくべきだと思う。それにしても当時の政治家、日航の社長は誰だ。分かった、総理大臣は中曽根、日航社長は高木、労組委員長は小倉だった。同年に起きた御巣鷹山の事故でそれぞれミソを付けた。法制、自衛隊の保有機など問題は有ったが情けないことには違いない。
11/29	「黄金のアデーレ」サイモン・カーティス/ヘレン・ミレン	素晴らしいばあちゃん。セクシーで毒舌で可愛い。さすがはヘレン・ミレン。クリムトのアデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像Ⅰの返還をめぐる、マリア・アルトマンの実話に基づく。良く出来た脚本に凄い役者、さすが映画です。たまたま前回に続いてナチからの美術品奪還モノになってしまった。
11/ 8	「ミケランジェロプロジェクト」ジョージ・クルーニー/ジョージ・クルーニー	原題は THE MONUMENTS MEN 。実話なんだ。ヒトラーが総統博物館を作ろうとしていたこと。略奪された美術品を取り返すべくMONUMENTS MENが活躍したこと。確かにやりがいがあるプロジェクトだ。それにしてもジョージ・クルーニーは相変わらず脚本が下手。製作と演技だけに徹して、脚本と監督は誰か雇えば良いのに。
9/13	「Kingsman」マシュー・ヴォーン/コリン・ファース	英国映画らしく粋で良いなあ。スパイ映画なのにクソ真面目ではなく、遊びと余裕がある。コリン・ファースの粋とアクションと新人タロン・エガートンのヴィルドゥングスロマンの底に英国文化。最期のシーンの王女の尻は素敵だ。
8/23	「ミッション・インポッシブル　ローグ・ネイション」クリストファー・マツカリー/トム・クルーズ	シリーズ５作目。面白いけど、まったく疲れるわ。飛行機につかまったり、３分以上潜って作業をするなんて無理よ。相手役のレベッカ・ファーガソンは、ちょっと歳とっているが、上品でアクションも出来るし魅力的。
8/ 8	「HERO」鈴木雅之/木村拓哉	お決まりの展開ではあるけれど、それなりにツボを心得ているので、楽しく見られた。仲間との連帯、上司の庇護、国境を越えた友情など嬉しいのだが、現実の世界では、なかなか有り得ないことなんだなあ。私はやっているけれど。
7/30	「海街diary」是枝裕和/綾瀬はるか	期待していなかったが、なかなか気持ちの良い映画だった。四姉妹のそれぞれのキャラが立っていて、特に広瀬すずは、陰影が際立っていて生き生きしている。劇的な場面はなく、家族、恋人、仕事の日常を淡々と描いている。ただ、セリフで、釣りや過去の生活を説明する部分が多く、年寄りの日本人である私は理解が出来るが、若者や外国人には分かりにくいだろうなあ。私は戸塚に住み、藤沢の高校に行っていたので、関わりのあった場所が多く、それだけでも楽しい。鎌倉は良く遊びに行ったし、腰越の花火、サッカー部。すずちゃんの身のこなしはなかなかだ。大学時代はICUの寮に居たので、桜並木の桜吹雪をよく自転車で通ったものだ、今の女房を乗せて。何よりも、高校生の時、父が出て行ったのまで同じで身につまされる。妹と二人、グレもせず64歳まで真っ当に働き、まともな過程を築いたのだから立派なものだ。それにしても、樹木希林の存在感ある演技はたいしたものだ。

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