えらいぞ、本田。

いやあ、とにかくWカップ出場、良かった。最期のPKを本田が蹴ったことによって、全日本は完全に本田のチームになった。以前なら遠藤が蹴る場面だったが。 あちこちのテレビは良かった良かったの大合唱で、過去の戦績を振り返っているが、そんなことではなく、問題点や一年後のWカップに向けての強化策を論議すべきなのだがなあ。 惚けた日本そのままだ。 私からすると、ザッケローニ監督を更迭し、新しい監督のもとで新しい選手を選び、Wカップで優勝できるチームを作ること。監督はもちろんオシムさんですよ。 ザッケローニ監督、よく頑張ったけれど、今日の先発メンバーを見て駄目だと思った。初期のメンバーそのもの。点の取れない前田、トップ下をやらせるべき香川を左サイド、 昨日帰国した本田・岡崎を先発起用、とろい内田・吉田や下手くそな今野に拘っての起用。若い選手を使わなくては。６０歳なのに融通が利かないよなあ。 乾、清武、栗原、駒野、ハーフナーを使わなくては。Jリーグにはもっと活きの良い若手がいるのに。ジーコと同じ、頑迷で融通が利かない。 案の定、決められず一進一退。残り１５分頃、恐るべき悪手の交代。FWの前田を下げ、DFの栗原投入のきちがい沙汰。選手は誰でも守りに入ったと感じる。 絶対にやってはいけない交代だ。前田をハーフナーに変えれば、選手はよし点を取るぞ、と勇気づけられる。 監督の弱気がそれまでの日本の健闘をぶち壊してしまった。 すぐに１点取られてしまった。悪手の交代の為に守備のマークが乱れ、緊張感が途切れたせいだ。完全に監督失格です。 もう駄目だ、と思ったが、みんな頑張ったね。PK。あれは痺れるのよ。練習では１００発１００中なのに、ああいう場面ではなかなか平静には打てないものです。 私も中学の時、岡山県で３位のチームのキャプテンだったし、大学でも体育会でしたから。 さすが本田。精神力が強いんだろうなあ。 WカップでPKを外したイタリアのバッジオを思い出します。 けして好きな選手では無いが、えらいぞ、本田。