定点観察「桜並木」

1998. 4. 5
<花見>

縁日 今日五日の日曜日は、桜祭りと称して、桜並木は通行止めとなり、店やブラスバンドが出て賑やかです。もう喜ぶ歳でもないのですが、やはり縁日は心躍ります。倉敷のお祭りは結構賑やかで、たくさんの夜店が出て、小遣いを握りしめて何を買おうかと心ときめかせた子供時代が懐かしく思い出されます。


縁日 私の子供達はもう桜祭りや花見に興味を示さなくなったので、ちょっと寂しいです。去年まではコンビニで食べ物を買って、茣蓙と毛布を持っていって飲み食いするだけで喜んだ物でしたが。


縁日 縁日の店は、テキ屋の領分でしょうが、だんだん廃れていっているようです。厳密に考えれば、そうなるのが自然なのかも知れませんが、私のように、縁日、夜店、子供時代、懐かしい想い出というように感じる人間に取っては、寂しいですね。 学生時代、テキ屋のアルバイトをしたり、人類学に興味を持つようなメンタリティのなせる技かも知れません。


夜桜 今年は自分で花見をせず、写真を取りに行きました。去年よりも暖かく、八分咲き程度でちょうど良い花見頃です。しかし、酒を飲まないで行くと、辺り一面の酒のにおいは結構きついですね。自分で飲んでいると気が付きませんが、下戸の人には迷惑なものでしょう。 それに車で来ている人が多いのは困りものです。道路は通りにくいし、帰りの運転は大丈夫かいな。

鍋