定点観察「桜並木」

1998. 5. 3
<葉桜>

葉桜 桜の花はすっかり散って、目には青葉がまぶしくなりました。ほんの二週間程度のピンクの花びらは美しく、毎年目を楽しませてくれますが、その後から夏にかけての生き生きとした緑も結構楽しいものです。 長男が幼い頃、この道を通る時、「ピンク桜」と「葉っぱ桜」と言って区別していたのを思い出しました。子供も植物も元気に生長するのですね。命って不思議な物です。無事に生きていることに感謝。

葉桜 私たちは青葉と言いますが、色で言うと緑ですね。交通信号も青と言います。何かの本で、古来、日本人は緑からブルーにかけての色を青と名付けていたと書いていたのを記憶していますが、不正確さや不合理性の中にも民俗の知恵や文化が有ると思います。 反対に、生活に密着していて大切な事には詳細な名称が使われます。一種類の魚の成長毎に名付けする出世魚は、その一例です。今度、色や名称について調べて見ましょう。 猫