大相撲と女性。

土俵上で市長さんがくも膜下出血で倒れた。 女性看護師さんが心臓マッサージをして救命されて良かったのだが、その後、マスコミその他では女性が土俵に上がる事に対して姦しい。 私はどちらでも構わないと思うが、取り決めとして、女性を土俵に上げないという事が有ってもおかしくない。人類の歴史には国や土地柄によって色々有るのだ。 男子禁制の場所も有れば、女性立ち入り厳禁の所があってもおかしくない。 それにしても、女性問題などでワイワイ騒ぐことより大事なことがある。裸の大男がぶつかり合う大相撲で、現場に一人も専門医師が居ない事の方が問題だと私は思う。 何もできない有象無象の男どもが土俵でウロウロしているから、観客の女性看護士さんが頑張ってくれた訳だ。 男と女の問題に話しを持って行くマスコミがほとんどだしネットでも姦しいが、私は「格闘技に対する医療体制」が一番の問題だと思う。 野球でもサッカーでも、チームドクター、トレーナーは必ず居るし、ボクシングでもドクターの権限でストップが掛かったりする。 今回の件でも、救急体制が整っていないことを問題にすべきだろう。知りうる範囲ではそれに言及したものはない。女性問題ばかりが表面化される。 本質的な議論がおざなりにされ、表面的な井戸端会議が大勢を占めるのは日本人の特性か。ピントがずれてると思うのは私だけなのだろうか。