コンサイス英和辞書

初出 2021. 4.23  最終更新 2021. .

この所、コロナ禍にも関わらず孫たちの送迎、遊び、来宅で二日に一度くらい会っているなあ。車で10分くらいで同居みたいなものだ。楽しいし、成長が目の当たりで驚く事ばかり。写真掲載禁止なのでアルバム作れないのが残念。
暇があれば、今、昔のアルバムの整理をしている。紙で重く嵩張るのが100冊以上。無印のPPで軽くて透明のモノに入れ替えるのだが「何だこれ」とか「あーこの時のアングル覚えている」とか楽しいけど、時間が掛かって仕方ない。 女房は「ネガは要らないんじゃない」なんて言うけど、デジタル化も出来るのに捨てないよ。
私が死んだ後に困るから、と大量の本の処分から始め、服や雑貨、CD・DVDの処分、ビデオのDVD化と進んで見事にスッキリして来た。これじゃいつでも死ねるぜ。

片付けの最中に出て来たコンサイス英和辞典。中学の時に母からもらったのだが、58年物か。セロテープで補強し、ほとんどのページに赤線を引いている。大学生になり、英英辞典やオックスフォード英和大辞典(古本)なんて買ったけど、結局このコンサイスでICUに入り卒業したようなものだ。
母は大阪生まれで空襲に遭い、岡山に疎開した時に、復員した父と結婚した。印刷会社を二人で始め、私と妹を育てたが、小学校しか出ていないのにこの英和辞典で校正をしたらしい。
私の子供たちが生まれたら、戸塚から市川までバスと電車を乗り継いででよく出掛けて来た。写真を見ていると、本当に嬉しかったのだと思う。今の私は孫と会う喜びがよく分かるが、当時は有り難みが理解出来てなかったなあ。 まあ離婚したとはいえ、両親が居たおかげで私たち夫婦が孫と生活を楽しむ事が出来る。ありがたいことだ。
2004年頃以降はデジカメに変えたのでパソコン保存だが、プリントは手軽だ。映像の力はやはり大したものだ。いつになったら片付くだろうかなあ。

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