迎賓館赤坂離宮

日曜、女房とバス電車で四谷へ行き、本館などを見学。 元は紀州徳川家の中屋敷を、明治42年に東宮御所として片山東熊の総指揮で建設。昭和49年には村野藤吾の手で迎賓館に大改修。同時期に谷口吉郎の指揮で和風別館を建設。ネオバロックと和風の宮殿建築なのだ。 富士山にはとうとう登らなかったが、日本人なら一度は見たい建築物だと思う。 本館はその時々の最高技術が生かされたのだろうが、各部屋は思ったより狭かった。それぞれの装飾は白壁に金箔など、それなりに豪華だが狭苦しいし、間を繋ぐ通路は白一色で殺風景。 ベルサイユやルーブルを見た経験からすると一段劣るが、時代を考えると致し方ないか。 内部は撮影禁止なのが残念だ。外見はそれなりなのだが、前庭の松並木は邪魔で、建物の全体像が撮影出来ない。撮影スポット、アングルまで考えた庭園にして欲しいものだ。 次は和風別館と護国寺の鳩山会館を見よう。

内部見学の後、本館の裏側から。銅の雨樋が目立ち過ぎ。	-	-	-	主庭の噴水。

-	新旧の銅製品の落差が酷い。	本館の正面。前庭。	-	松が邪魔で全景が取れない。広角レンズは持っていないし。松なら白砂青松、芝生に松は変だよ。低木や花々で収めれば良かったのに。

-	正門。	なかなか風情あり。	-	正門前のカフェでランチ。セルフにしては高いよ。雰囲気は良いけど。

-