東頭山行元寺

波の伊八(武志伊八郎信由)の彫刻を見ようと、いすみまで2時間弱のドライブ。天気は良いし、空いているし気持ち良い。 東頭山行元寺、なかなか由緒あるお寺さんで徳川家から10万石の処遇を受けたとか。ガイドのご老人は知識も声量もご立派で質問するのも楽しい。 近くには伊八の作品のある飯綱寺や、『四方懸造り』として国宝の笠森観音があり、日帰りドライブには最適です。 北斎は、波の伊八を見習って「神奈川沖　波裏」を描いたというのもうなづけるが、実は伊八の彫刻は別院にあり、本堂の彫刻は兄弟子に当たる高松又八(高松又八郎邦教)が担当していた。 上野寛永寺や芝増上寺の彫刻も手掛けているが、残っているのはここだけとか。色も復元されていてなかなかのものでした。ただ内部の撮影禁止は寂しかったなあ。

やや古びているけれど、駐車場・トイレも完備。	東国で最初に徳川家から重んじられたという。	山門もご立派。	ラピスラズリを使用。	-

本堂、繋がる右側が伊八の彫刻がある別院。内部の撮影禁止は悲しいね。	菊の御紋。	-	-	休憩所に写真。まあ本物は写真集で見れば良いか。

この角度の方が美しいかな。