波の伊八と飯縄寺

久しぶりの日差しなので、昼からいすみ市へドライブ。千葉県には「波の伊八」の彫刻が点々とあるのでそれを時々見に行っている。 今回はいすみの飯縄寺。寺の建築がすべて江戸時代のもので、本堂の正面には、伊八の最高傑作と言われる「牛若丸と大天狗」。 確かに浮き彫りが何層にもなっていて迫力がある。 その左右には龍と波。北斎が学んで「神奈川沖波裏」を仕上げたというあの波を彷彿とさせる形だ。天井には、北斎の師匠だったと言われる堤等琳の天井画もある。 「撮影禁止」の張り紙があるので撮らなかったけど、無粋だねえ。気分が乗らなかったので、ご朱印ももらわなかった。 参拝者は私の他に二組だけ、老夫婦とは挨拶を交わして気持ち良く、ネービーのTシャツにサロペットのおねいさんは一人で来ていた。 RAV4は往復183kmで燃費19.1kmと立派なものだ。乗り心地は良いし、ゆったり走るにはもってこい。 久しぶりのドライブなのでやや緊張したけど、これは歳のせいかなあ。今度は朝から行って、もう一つの伊八を見てみよう。 ドライブのお供は、フォーライフレコードのフォーク特集。

仁王門とRAV4。	ちょっと迫力が。	由緒正しい江戸建築?	本堂。すぐそこに伊八がいます。	飯縄寺は天狗の寺とも言われているらしく本堂の上に面が。