大・タイガー立石展

２年前に亡くなった版画家、中川健二さんの個展の後、打上げでタイガー立石さんや古川知泉さんと飲んだ。 なぜかその後、絵本を送ってくれて、しばらく年賀状のやりとりをしていたが、私もバタバタしていてそれ以上親しくはならなかったのが残念だ。今は孫2号を膝に乗せてこの絵本を読んだりしていた。 先日の日曜美術館で立石さんの特集をしていて吃驚。有名な人だったんだ。山口晃が案内人で、赤塚不二夫も影響を受けたと語っていた。確かに、山口さんの俯瞰図や赤塚さんの漫画には強い影響が見られる。 千葉市美術館へ行きましたよ。良かった。絵画も漫画も立体も、立石さんの感じる寄せ集め美、パロディ精神の表現なんだなあ。 アンリ・ルソーの色彩、田村一村の色と構成などの影響をすごく感じる。 立石さんの本質は、「パノラマとchanging」に尽きると思う。それを山口・赤塚の両氏は上手く取り入れている。もっと親しく付き合えば良かったなあ。

立石さんから頂いた絵本。	中川さんの個展の後、古川知泉さんや立石さんと打上げで飲み、送ってくれた。	千葉市美術館は学芸員がしっかりしているのか、展示企画が良くて、しかもゆったりしている。レストランも美味い。	さや堂。昔の建物を覆うようにビルが出来ている。今日は貸切で中は見られない。	立石作品の象徴的なネオン富士。

昭和素敵大敵の下絵と作品。	これが好きだなあ。	1日だけの展示会、観光芸術多摩川展のパノラマ図と紹介。当時のビデオを流しています。