大王わさび農場

二日目の朝、ホテル紫山荘のオーナーとボルボ話しで盛り上がった後、気持ち良く向かったのはわさび農場。 一つくらい安曇野らしい所を見ておかなければ、と思っただけなのに、素敵な場所でした。何しろ街に清流があるということ自体が気持ち良く、人の心が洗われる。 三島、四万十、総社、行ったことはないけれど郡上八幡の水も見てみたい。 水車のある水辺は、黒澤明の「夢」のロケに使われた場所らしい。確かに雰囲気が良いが、私が育った総社には当たり前にあった風景だ。これを珍しいものにしてしまった日本人が恥ずかしい。 農場には、道祖神が散見されたが、安曇野には道端にちらほら見かけられた。こういうものは残して欲しい。

御殿場のわさび田を少し見ただけだったが、ここは大規模だ。	-	道祖神が仲良く鎮座されていた。	こういうものをご先祖様たちが敬っていたかと思うと、ほっこり嬉しくなってしまう。	これこれ、黒澤組はよくこういう場所をよくロケハンしたたなあ。

-	確かに雰囲気良いのです。でも子供の頃の当たり前の風景なんだけどなあ。	もうねえ、水と水草が綺麗なのよ。	何時間でもぼんやりと座っていたくなります。	わさびはこういう田で育てられるんだなあ。

おじさんたちが、鋤簾でジャリジャリ田を作ってました。