平成24年上期(2012上期)

月日題名・監督/主演感想
6/30「RUM DIARY」
ブルース・ロビンソン/ジョニー・デップ
「ヘルズ・エンジェル」の著者、ニュージャーナリズムの旗手ハンター・S・トンプソンの遺作をジョニー・デップが映画化。中途半端で面白味はない。 いい役者が揃っているのに、日記風の展開とジョニー・デップの思い入れが、エンタテインメントとしての面白味をなくしている。女優のアンバー・ハードも中途半端ではなくちゃんと脱げばよいのに。自然と音楽、車とサイドカーはイカス。
5/27「テルマエ・ロマエ」
武内英樹/阿部寛
ヤマザキマリのヒット漫画の映画化。阿部ちゃんも上戸彩も頑張っているのだが、いまいちかな。もっとコメディにすれば良いのに。
4/22「JOHN CARTER」
アンドリュー・スタントン/テイラー・キッチュ
今更、という思いと、やはり凄いよな、という感慨の混同。スターウォーズの前に見ていたら度肝を抜かれていただろうけど、今はどうということはない。
ヒーローとヒロインの顔と佇まいがいまいち。これではヒットしないだろうなあ。最高のスペースオペラなのだけれど。
4/15「ARTIST」
ミシェル・アザナヴィシウス/ジャン・デュジャルダン
サイレントなのに素晴らしいと言うが、中身が有ればサイレントでもトーキーでも何でも良いのです。ここには男の熱情と誇り、女の慕情と可愛さ、仕事仲間や使用人の情とペットの活躍が有る。これ以上何が必要だろうか。泣かされちゃったよ。 ヒロインのペレニス・ベジョも良い味出してます。二人羽織の逆みたいに慕情を見せる場面は心に沁みる。タップも良かったなあ。脚本の勝利だね。
3/20「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」
ガイ・リッチ―/ロバート・ダウニーJr.
探偵物バディムービーの嚆矢か。第一作同様、映画としての出来が良くて飽きさせない。
3/ 4「顔のないスパイ」
マイケル・ブラント/リチャード・ギア
THE DOUBLE(二重スパイ)がDOUBLEで、それぞれの人生を生き、そして影響しあう。宣伝もないし、パンフレットさえ作っていないが、なかなかの佳作。旧ソ連の伝説のスパイ、カシウスの存在を巡ってFBI捜査官ギアリーが追及する。

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